こんにちは!
三寒四温、着るものに困る今日この頃、いかがお過ごしですか?
花粉に負けず、今回も『トップセラー』について紹介しようと思います。
前回の記事『トップセラー初心者必見!入会後最初に読む箇所を解説してみた。』ではトップセラーに入会した人が最初に読むべき「運営ガイドライン」の解説をしました。
とても大切なことが書いてありますので、まだ読んでいない方や、これからネットショップを始めたいという方は是非ご一読ください。
「運営ガイドライン」はネットショップを始めるための前提として抑えておくべきものです。
今回は、その前提を踏まえた上で「さて、トップセラーを始めよう!」という方に向けた内容です。
「運営ガイドライン」の次は?
「運営ガイドライン」を読んでネットショップを始める心構えができたら、いよいよトップセラーを学ぶ段階へと入ります。
そこで読むのが「はじめての方へ」です。
場所は「運営ガイドライン」と同じ場所にあります。
「はじめての方へ」を読むと、以下の情報を得ることが出来ます。
- 完売トラブルを避けるための方法
- 商品購入から配送までの流れ
- キャンセルや返品のルール
- トップセラーのプラン選びについて
- 扱いたい商品の登録方法
- 商品データの更新について
- トップセラーへの商品発注方法
「実際どうなんだろう?」と気になっていた項目ばかりではありませんか?
これらは全てトップセラーを利用するにあたっての基本であり必須項目です。
この「はじめての方へ」はとても丁寧に書かれているので、隅々まで読めばスムーズにネットショップの運営を開始できると思います。
ただ少しボリュームがあるので、概要が分かる程度に要約してみようと思います。
「はじめての方へ」の内訳
「はじめての方へ」のページには以下の大見出しがあります。
- TopSellerの歩き方
- プランを選んでストアを作る
- 商品を登録する
- 商品データを更新する
- 商品を発注する
- 出荷処理をする
- 明細を確認する
一番最初の「TopSellerの歩き方」は全ての方に共通の内容で、ショップ運営で起こりえるトラブルに備えた内容となっています。
2番目以降の内容は、トップセラーの登録手順の説明です。
ショップを出す場所やプラン毎に説明があるので、ご自身に該当する場所だけ読めば大丈夫です。
2番目以降は「はじめての方へ」を読んだほうが分かりやすいので、私からは簡単なアドバイスだけを書きたいと思います。
TopSellerの歩き方
ここでは大きく3つのことが書かれています。
- 発注タイミングと完売キャンセルについて
- メールテンプレートあるよ
- 返品やキャンセルについて
2番目の「メールテンプレート」はお客様とやり取りする際の文面をシチュエーションごとに作ってくれています。
参考になる文面が並んでいますので、気になる方はのぞいてみてください。
発注タイミングと完売キャンセルについて
1番目の「発注タイミングと完売キャンセルについて」ですが、トップセラー側で完売している商品をお客様が注文しないためにはどうすべきか?について書かれています。
ここでのキーワードは「在庫データ同期のタイムラグ」です。
トップセラーを利用したショップ運営では、ショップ側は在庫を抱えない代わりに「知らないところで在庫切れ」になるリスクを抱えています。
トップセラーを利用しているのはあなたのショップだけではないので、他のショップで注文が入れば在庫は減りますし、在庫切れになることもあります。
そこで、トップセラーでは以下のことをショップ側にお願いしています。
- 在庫の更新頻度を上げる
- 販売停止商品を適時削除する
- 商品データ自動同期システムを利用する
- 発注頻度を上げる
上記で「在庫データ同期のタイムラグ」を極力少なくしよう、ということです。
トップセラー側からも在庫切れや、販売終了した商品が出た際にはメールでお知らせしてくれる仕組みがあるので、ショップ側も随時データ更新をすることでタイムラグを少なくすることができます。
また、3番目の「自動同期システム」は月額480円で利用できるので、もし利用可能な大手モール(楽天等)にショップを出すのであれば、検討してみると良いと思います。
それと、最後の「発注頻度を上げる」というのは、お客様からの注文を受けたらすぐにトップセラーへ発注してください、ということです。
すぐに発注しなかったために在庫切れになったとあっては、目も当てられません。
トップセラーやメーカーが持つ在庫もある意味早い者勝ちなので、お客様から注文が入ったら極力早く在庫の確保をしたほうが良いでしょう。
返品やキャンセルについて
TopSellerの歩き方の3番目「返品やキャンセルについて」には、以下のことが書かれています。
- 商品ごとに発送元が変わる
- 発送元が変わると追加送料も変わる
- 発送元の違いで問い合わせの返答が遅くなることがある
- 商品は原則キャンセルできない
この4点です。
トップセラーの商品は、お客様へ「直送」されるのが特徴ですが、その商品の発送元は「トップセラーの倉庫」だったり「メーカー直送」だったりと商品ごとに違います。
この違いにより注意が必要なのが「追加の送料」です。
通常の送料は690円(税抜)ですが、離島などへ送る際には倉庫出荷の場合は1500円(税抜)、メーカー直送だと3000円(税抜)の追加送料が発生します。
またトップセラーへ商品に関する問い合わせをすることができますが、商品によってはトップセラーからさらにメーカーへ問い合わせをするようなので、返答に時間がかかることがあります。
あと、お客様都合でのキャンセルは原則禁止というスタンスですが、トップセラー側で商品を手配する前なら、まだキャンセルが間に合います。
もし、あなたのショップに「よくある質問」を設置するなら、この項目をしっかり読んで掲載すると良いでしょう。
ちなみにトップセラーの商品発注履歴画面で、キャンセル可能かを確認できます。
トップセラーの操作説明
さて、「TopSellerの歩き方」から下の項目は基本的に手順の説明になります。
図解付きで丁寧に説明してくれてますので、ここを見れば操作自体はさほど迷わずできると思います。
ですので、この記事では操作説明以外のことを書きます。
操作説明はトップセラーのページをご覧ください。
プランを選んでストアを作る
既に扱いたい商品が決まっているのでしたら、いきなり有料のプランに申し込んでも良いと思います。
一番安いプランは「300点セレクトプラン」で月額480円(税抜)です。
まだ扱う商品が決まっていない方や、トップセラーの扱いに自信がない方は、まず無料の「おためしプラン」に申し込んでみると良いでしょう。
「おためしプラン」では商品を5点まで登録できるので、商品登録の練習など、実際の操作に慣れるまで活用できます。
商品を登録する
商品登録は上の「商品検索画面」で行います。
検索ワードを入れて検索ボタンを押すと商品が表示されますので、その中から扱いたい商品を選ぶだけです。
コツとしては、いろんなキーワードを入れてみることをお薦めします。
例えば「カーペット」を探す場合に「マット」「絨毯」も検索すると良い商品がヒットするかもしれません。
商品データを更新する
この項目では売り場別の商品データ更新方法について説明があります。
商品データの自動同期を使わない場合は、上でも書いた通り1日に数回手動でデータ更新をしないといけません。
私の場合は、朝に1回全商品の最新データを取得して在庫数を更新したり、変更箇所をチェックしています。
その後はトップセラーから在庫切れのメールが届く都度、更新作業にあたっています。多い日で1日に10回前後、少ない日だと1回くらいとバラつきがあります。
商品を発注する
トップセラーへ商品を発注するには「WEB発注」という機能を利用します。
上の画面の使い方はトップセラーのページで詳しく説明されていますが、私はこのツールをちょっと違った用途でも利用しています。
このツールに商品番号を入力すると右に商品情報が表示されるのですが、ここでお客様が指定できる配送希望日が表示されます。
逆に、ここ以外では具体的な日にちを知ることができないので、お客様からお届け日に関するお問い合わせがあった際には、このツールを利用しています。
出荷処理をする
注文した商品が無事発送されると、トップセラーより発送完了のメールが届きます。
通常はお届け場所までかかる日数を逆算した数日前に発送されます。
佐川急便の場合は、そのメールの中にお問い合わせ伝票番号も書かれているので、その情報も含めお客様へ「今日発送しました」のメールすると良いです。
もし、いつまでたってもトップセラーから発送のメールが届かなかったら、トップセラーに問い合わせをしてみましょう。
明細を確認する
ここでは「請求レポート」の確認方法が書いてあります。
請求レポートには2種類あります。
商品代金請求データ:トップセラーに発注した商品の代金
利用料金請求データ:有料プランの月額利用料金
これらをダウンロードできますので、年度末の確定申告で困らないよう毎月ダウンロードすることをお薦めします。
最後に
ここまで、当記事にお付き合いいただき、誠にありがとうございます。
今回は「TopSellerの歩き方」の要約と、簡単なアドバイスを書きました。
「はじめての方へ」はトップセラーを利用する人にとっての必修科目です。
この記事で、そんな必修科目の全体像をなんとなくでも掴んでもらえたなら幸いです。
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